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京太郎「先輩から今日渡したいものがあるから部室に呼ばれたが」 京太郎「……………すっげーいやな予感がする…」 京太郎「失礼しまーす」ガチャ 哩「姫子ーかけるばってん、本当にチョコで隠してよかと? むしろ見せとって素直に『プレゼントは私』にした方が…」 姫子「いやー、大事なとこは隠したほうがエロかです。そこから脱がしたり剥いだりすっとに男はロマンを感じるばい」 哩「そーやねぇ、んじゃ姫子リボンかけるちゃ」 姫子「そんで『京太郎、ここのチョコなめて』って方向に…」 京太郎「部室に全裸で何してんだっ姫子先輩っ!! 部長も何手伝ってんっすかっ!!」 姫子「京太郎ーはやかねー、待ちきれんかったと? 若かねー♪」 京太郎「むしろこないほうがよかったと本気で思ってるところです」 哩「ありゃりゃ京太郎は放置プレイをお望みったい」 姫子「そんで部のみんなに見られるんやねぇ……そこから『京太郎に放置されとるとよ…』って恥辱プレイに…」ゾクッ 京太郎「来てよかった……早めに来てホントよかった……」 京太郎「とりあえず姫子先輩服を着てください、それで…何してるんですか? 新手のプレイですか?」 哩「見てわかるやろ、どうみてもバレンタインの準備ばい」 姫子「デコレーションの途中っちゃ」 京太郎「あれ、俺の知ってるバレンタインと違う…」 哩「今から湯煎にかけたチョコをデコレートするとこよ。京太郎も一緒にすー?」 京太郎「しませんよっ、てかなんで板チョコ1枚しか買ってないんですかっ、絶対体隠せねぇよ!」 哩「しょんなか、学生んお小遣いじゃそげ買えんって姫子が…」 京太郎「嘘だっ、絶対趣味だっそれっ!!」 姫子「お好みでホワイトチョコをおか」 京太郎「しませんっ!!」 姫子「こんヘタレっ!!」 京太郎「もうやだ…この変態先輩……」 京太郎「しかもこれ溶かしたて……やけどしますよ」 姫子「九州のおなごがたかがそげなこつじゃひかん」 京太郎「男らしい……」 姫子「むしろ望むところばいっ!」 京太郎「違うっ、ドMだっ!」 哩「まぁチョコが溶けるんは50度ぐらいやけん。低温ローソクよりちょっと熱かぐらいやから大丈夫大丈夫」 京太郎「なんでそんなこと知ってるんだよ……」 京太郎「まったく……」ゴソゴソ 京太郎「はい」サッ 姫子「これ……」 京太郎「先輩にチョコです…、どうせ先輩のことだから馬鹿なことをするだろうと思って煌先輩と一緒に作ってきたんですよ」 京太郎「もちろん本命ですよ」 姫子「京太郎……」 京太郎「……」ニコッ 姫子「うん…、ありがとー京太郎…」グスッ 姫子「お返しは来月に3倍でするばいっ。もちろん体でっ!!」 京太郎「だからなんで普通の恋愛ができないんすか先輩はっ!!」 カン
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憧「はぁ~」 京太郎「ん?どうしたんだ憧、溜息なんかついて」 憧「最近さ、クラスのモブ美とモブ太がくっついたじゃない?」 京太郎「あー、何かそんなこと言ってたような」 憧「色々相談に乗ってあげたりアドバイスしたりしてたから上手く行ったこと自体は嬉しいんだけど」 憧「惚気られたりイチャついてるのを見せられると何だかねー」 京太郎「ああ、その気持ちは分からなくも無いな」 京太郎「っつーか恋愛相談なんか乗ってたのかよ、自分も彼氏いたことも無いくせに」 憧「余計なお世話よ!それに相談って言っても服装とかメイクとかのオシャレのことだし!」 憧「ま、そっち方面相談されても大丈夫だけどね~、男心はよく分かってるし」 京太郎「嘘つけ」 憧「嘘じゃないわよ、何たって男の京太郎と十年来の付き合いなわけだし?バッチリよバッチリ」 京太郎「……だから信用ならないだっつーの」ボソッ 憧「何か言った?」 京太郎「いや別に」 憧「ふーん、ま、話を戻すといい加減モブ美の惚気が胸焼け気味なのよ」 京太郎「付き合いたてのカップルだし仕方ないだろ、今が一番楽しい時期だろうし」 京太郎「それか惚気が嫌だってんなら憧も彼氏作って惚気返してやったらいいんじゃねーの?」 憧「うーん、別に彼氏とかまだ作る気無いのよねー、好きな人がいるわけでもないし」 憧「恋バナとかするのは大好きだけど」 京太郎「そ、そっか、いないのか、好きな奴」 憧「所でさ、京太郎は好きな人いるの?」 京太郎「んー……まあ、いるよ」 憧「えっ、嘘!?誰々?私の知ってる人?」ガバッ 京太郎「食いつきいいな!?いや、言わんし」 憧「えーっ、いいじゃない教えなさいよー、相談に乗ってあげるからさー」 憧「もしかしてよく遊んでるしシズとか?それとも好み的に玄か宥姉?」 京太郎「いや、だから」 憧「ほらほら、内緒にしてあげるからとっとと白状しなさいよ、ウリウリ~」カラダグイグイ 京太郎「………………っ、はーっ……」 憧「あ、あれ?気を悪くしちゃった?ゴメンね京たr「……お前」……えっ?」 京太郎「だから……お前」 京太郎「俺は好きなのは、新子憧っていう幼馴染の女の子だよ」 京太郎「昔からな」 憧「え……?ちょっと、えっ!?」アタフタ 京太郎「ったく、何が男心は分かってるだよ、ちっとも俺の気持ちに気づいてねーじゃん」 京太郎「散々アプローチもしたってのにさ」 京太郎「その癖そうやって結構気安くスキンシップ取ってくるしよー、抑えるの大変だったんだぜ?」 京太郎「何しろ好きな女の子にくっ付かれてる訳だし」 憧「!!」バッ 京太郎「あーあ、こんな風に告白するつもりは無かったんだけどなー、しょうがないか」 京太郎「……憧」 憧「っ!は、ハイッ!」ビクッ 京太郎「俺はお前が好きだ、どうか……俺と付き合ってくれ」 憧「~~~~~!!」マッカ 京太郎「急な話だし、返事はすぐにくれなくても……憧?」 憧「ふ……」 京太郎「ふ?」 憧「ふきゅあぁぁぁぁぁあああ~~~~///」ダッシュ 京太郎「あ、憧ー!?」 京太郎「に、逃げられた……だと……?」 憧「はーっ、はーっ」ドキドキ 憧「何か訳分からなくなって思わず逃げてきちゃったけど……京太郎が……私を……」ドキドキ 憧「いやいや、ドキドキしてるのは走ったからよね!うん!無い無い!京太郎何て!」 憧「…………無いんだから……」ドキドキ ~~~翌日~~~ 憧「この教室の扉を開けたら京太郎もいるのよね……」ズーン 憧「昨日は混乱して逃げちゃったし、顔合わせ辛いなぁ……」ハァ 憧「いやいや、でもいつまでもここでこうしちゃいられないし気合入れろ、私!」パンパン 憧「おっはよー……ん?」 穏乃「京太郎なんだか今日元気ないね」 京太郎「そうか?別にそんなこと無いって」 穏乃「いーや!元気無いね!見れば分かるもん」 穏乃「というわけで私が元気を分けてあげる!そーれ!」ガバッ 京太郎「ちょ、止めろって穏乃、それくすぐったい!くすぐったいから!」 穏乃「元気になるまで離さないぞ~♪それそれ~♪」コチョコチョ 京太郎「なった!元気になった!だから止めっ、ははっはははははっ!」 穏乃「うりゃうりゃ~……ってあれ?憧?どうしたの?」 京太郎「ひーっひーっ……って憧!?」 憧「……」ツカツカ 穏乃「どうしたの憧?何か顔怖いよ?」 憧「……京太郎」 京太郎「は、はいっ!」ビクッ 憧「私ね、今さっき自分の気持ちがよーっく分かったわ」 憧「だからさ、ちょっ~と頭の位置を下げてくれるかしら?」ニッコリ 京太郎「は、はい……」ビクビク 京太郎「あ、あのな憧?さっきのは別に何でもな「……んっ」……んむっ!?」チュー 穏乃他クラスメイト「「「!!!?」」」 憧「……ぷはっ」 京太郎「あ、憧……?」アゼン 憧「いくらシズ相手とは言え、あんなの見せられて嫉妬しない訳無いじゃない」 憧「私も!……私も、京太郎が好き、大好き」 憧「だから私と……付き合って下さい」ペコリ 京太郎「……憧っ!!」ギュッ オオオオオオッッ~~~~! モブ美「きゃーっ!素敵ー!」 モブ太「お幸せにな!お二人さん!」 京太郎「憧……」ギュ 憧「京太郎……」ギュ 穏乃「あ、あのさ~、二人とも……?」トントン 京太郎「何だよ穏乃、ちょっと空気読んでくれよ」 憧「そうよ、今良い所なんだから」 穏乃「いや、でもさ~」チョイチョイ 教師(40代独身)「……」ピキピキ 京憧「「あ」」 教師(40代独身)「貴方達!教室で一体何をやってるんですかッッッ!!」 京憧「「ご、ごめんなさ~い!」」 この後麻雀部でもレジェンドを筆頭とした面々に散々からかわれましたとさ カンッ
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オムニバス|パチカセ TVマンガ大放送 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 発売元・販売元 発売元:有限会社BAC商事 販売元 発売日 価格 1000円(税抜き) 内容 オバケのQ太郎 歌: おねがい!サミアどん おしゃれめさるな キン肉マン 歌: タッチ 歌: はーいステップジュン 歌: おふろのうた 炎のキン肉マン 歌: プロゴルファー猿 歌: 電撃戦隊チェンジマン 歌: 備考 タイトル、歌唱は表記のまま。 歌:沖圭一/小泉有夏/他 演奏:スターグランドオーケストラ
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君が思うほどいい人じゃないんです 回りが思うほど悪い奴じゃないんだよ 郊外の廃工場で2人の少年が唇を重ねた。地元有数の私立の進学校のアイロンがけされたブラウンのブレザーと教育困難校のボロボロの学ラン 本来ならば絶対に交わるはずのない2人・・・それは進学校の優等生が底辺校の不良にレイプされていると誰もが思う光景だった 学ランの少年の肌は暗い褐色だ。そして独特の縮れ毛がアフリカの血が混じっていることを教えている 「やっぱ克馬とヤルのはこういう廃墟がいいな。なんかスラムで輪姦されているような感じでゾクゾクするよ」 「そういう言い方すんなよ。スラムの貧困は本当にシャレになんないんだよ。オレの親父も・・・」 「分かった。分かった。親父さんの話はもう何回も聞いてお腹いっぱい」 ブレザーの少年は本当にうんざりしたような表情をして言った 「オレはしたいの。そのために駅から30分以上歩いてここまで来たんだよ。そろそろ本番に突入しようぜ」 「靖ってする前はなんか豹変するよな。普段の人道主義者ぶりが嘘のようだよ」 2人はお互いに制服を脱がし合い始めた。そこに日没寸前の強烈な夕日が差し込んだ 靖は東大合格者を毎年何人も出す進学校に通う超優等生だ。高2で英検準1級、仏語検定3級、西語検定4級に合格している 将来の夢は国連職員になって難民支援に携わること。顔も人当たりもよく、周囲からは「非の打ち所のない人」と評価されている 克馬は生徒の半分が退学する教育困難校の生徒だ。最近はほとんど登校せずに、昼間は専ら歓楽街のゲームセンターで過ごしている 父親はコンゴ共和国(旧ザイール)の首都キンシャサのスラム出身。援助団体職員だった日本人の母親と知り合い結婚して来日した その見た目のせいでいじめられていたが、さらに追い討ちをかける出来事が中学1年生のときに起きた 克馬の父親を頼って来日した親族が窃盗事件を起こして逮捕された。父親は事件には無関係だったが、共犯者というデマが地域中に広がった その巻き添えで克馬もますます周囲から孤立し、蔑まされ、無視された。克馬が学校教育からドロップアウトするのも必然の結果だった そんな克馬に手を差し伸べたのが靖だった。靖の父親は行政書士で克馬の父親が入管へ提出する書類の作成を担当していた その縁で克馬と知り合いだった靖は、周囲の忠告や空気を無視して克馬を何かと遊びに誘ったりした 克馬は当初は靖のことを無視していた。優等生のお遊びに付き合ってられるかと思い、同時に侮辱されているようにも感じた きつい口調で靖を罵倒したのも一度や二度ではなかった。しかし、靖は克馬の心のドアを叩き続けた 靖は意を決して克馬をあるイベントに誘った。それは入管前での抗議集会だった 政治的迫害を受けて亡命同然で来日したコンゴ国籍の男性が、入管に突然に身柄を拘束され施設に収容された その日はひどい雨だったが、100人ほどが茨城県牛久市の入管収容施設の前に集まり、収容という名目の誘拐と監禁に抗議の声を上げた 克馬はその様子が信じられなかった。縁もゆかりもない人間、しかも外国人のために大雨の中で必死に声を上げる人たち・・・ ずぶ濡れになった靖を見て、克馬はこの男なら信じられると思った。程なくして2人は体を重ねた 行為を終えたときは既にかなり暗くなっていた。愛し合った後の2人はいつも別々に帰ることにしていた 克馬が2人で一緒に居るところを多くの人に見られることは靖にとって良くないと強硬に主張したからだった 靖は見られても自分の評判が下がることはないことは分かっていた。こういう場合に責められるのは克馬の方だ。世の中はそういうものだ 帰宅して夕食を終えさらに数学と日本史の勉強を終えた靖は、パソコンを立ち上げ保存してある画像を見始めた その画像はアフリカや南アジアの褐色の肌の若い男性のものだった (克馬・・・オレは君が思っているような人間じゃないんだよ・・・君に近づいたのだって下心あってのこそさ) 靖は手を動かす速度を早めた。息遣いも荒くなり始めた (昔から変な性癖でさ・・・黒人やインド人の男にしか感じないんだよ・・・難民支援なんて出会い探しに始めたんだから・・・うっ!) 靖は小さくうめくと動きを止めた。果てたようだった (克馬・・・君の方が人としてよっぽどきれいだよ。オレなんかちょっと立ち回りが上手いだけの下劣な変態さ・・・) ティッシュで後始末をしながら靖はつぶやいた (弟のように開き直ってエロゲマスターになれればどんなに楽か・・・成り行きとはいえ優等生をやるのは本当に疲れる) 処理を終えた靖はアフリカで現地人に抱かれる自分を夢想しながら仏語のテキストを取り出した もてない男×もてる男で両片思い
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「な、なんなんだ!!御前はよぉッ!!」 男は泣きそうな顔で叫び、持っていた拳銃を少女に向けた。 少女= どうみても中学生は、このような状況にも関わらず、にっこりと可愛い笑みを浮かべた。 青い服に<S>というロゴ、マントとスカート、細い脚に石を半分に割ったように突き出した膝小僧 男は恐怖で引き攣った。彼の2人の仲間は、この少女に成す術も無く組み伏せられ、騎乗位で犯され精気を吸い尽くされた挙句、 床に干物のようになって転がっているのだ。 「お掃除です・・・・・。」 少女は、そういった。 「糞、この化物女!!来るなぁッ、来るんじゃねぇッ!!」 「そしてあげたいのは山々ですけどね。私も忙しいの・・・・。だがら、お掃除しちゃいますね♪」 それは一瞬だった。そう言った瞬間、スーパーガールの視界が一瞬にして消え、気づいた時には、もう眼前に来ていた。 「悪い事するお手手は、こうします・・・・。」 引き倒した瞬間、拳銃を持った右手を僅かに膨らんだ胸で挟んだ。 メリメリッ 骨が砕けた。痛みで絶叫する男。 次は足に膝小僧を乗せた。 その瞬間、両足の骨が砕けた。 「最後のし・あ・げ♪」 立ち上がると、頭を食むように立ち、パンティを卸す。 尿が元気良く噴出す。だが、それはただの尿では無く、弾丸より早い勢いの良い尿だ。 頭が浴びた瞬間、弾丸を喰らったスイカのように破裂した。 「あ~スッキリした♪」 お尻を2.3回上下に振り、雫を切りパンティを上げると、空中へ去っていった。 <終わり>
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オラネコ 僭越ながら萌え語らせてください。 行為に及ぶ時に積極的な受けということで。 いわゆるオラオラ系のオラネコではないかもしれないけど、見た目に反して性に貪欲な受けに萌える。 普段は無口でおとなしめ、周りからは自慰すらしないんじゃないかと思われてるけど、実は快楽に従順で 「好きな人には気持ちよくなって欲しいし気持ちよくして欲しい。そう思うことのどこがおかしい?」 みたいな考えの持ち主だといい。ある種の素直クールというべきか。 昔男娼みたいなことやってた影響で、という設定もありかもしれないが、素の状態でそれというのも捨てがたい。 できるだけ優しく紳士的にリードしようと思ってた攻めは、いきなり噛んだり舐めたり咥えたりをしてくる受けに驚くんだけど、 上記のようなことを言われて「なるほどある意味受けらしいや」と納得して、好きにさせてしまえばいい。 責め立てられて理性飛びそうになって、それでもあくまでも受けを気遣う攻めなんだけど、受けが 「……ずっとお前とこうなりたかった」 なんて言いながら自分から騎乗位で仕掛けてきたあたりで限界になって、 そこから先は二人して快感に身を任せてしまえばいい。 攻めは翌朝我に返って自己嫌悪に陥りかけるんだけど、 受けはただただ満足して幸せで、言葉少なながら攻めにそう伝えて安心させてあげて欲しい。 背中合わせ
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エコ攻×エゴ受 「お前さー、クーラー点けるのやめろよ、環境のこととか少しは考えろ」 巧はリビングに入ると、廊下との温度差に呆れたように声を掛けた。 「うるせーメガネ、お前今日の気温しってんのかよ31だぞ31!夜の10にだぞ!死ぬ!クーラーつけなきゃ死ぬ!環境なんか知るか!」 テレビに釘付けになったまま、信之介は答えた。 「だからってせめて28だろ25ってなんだよ」 リモコンの表示をみた巧は溜め息をつく。 「それぐらい暑いだろ!お前は俺を殺す気?」 それを聞いて巧は欝陶しそうな顔をした。 その一言が決め手になったように、 「暑いくらいじゃ死なねーよ」 ピッ、問答無用でクーラーは切られた。 「うわー何すんだお前!鬼畜!外道!」 「外道結構」 しゃあしゃあといって、ソファに腰掛ける。 「くっつくな!隣座ってんじゃねーよ余計暑くなるわ!」 信之介は騒いだが、彼が退く気配がないのを悟るとずるずると床に滑り落ちて移動した。 「暑い中ビール呑むのがいいんだろ、ほら」 巧はキンキンに冷えたビールを手渡してやったが、叶はありがとうも言わずに、プシュッ、と蓋を開けるとゴクゴクっと呑んでから、文句を垂れる。 「俺はクーラーをガンガンに効かせた部屋の中で呑むビールのほうが好きだ…」 「だからお前、環境のこと考えろよ、ツバルとかガラパゴス諸島とかシロクマとか、なにかしてやりたいと思うじゃねーか」 「なにそれ知らねー、俺には関係ねーもん」 小バカにしたように信之介は言った。 「バカ、ある動物が絶滅するってのは一大事だぞ! お前な、種の多様性はものすごく重要なんだぞ、生態系はってのはものすごく微妙なバランスの上に成り立ってんだ、 あの蚊やゴキブリですらもし絶滅したらどんな影響があるかわかんねーんだぞ、 生態系が崩れたら俺たち人間の生活だって――…」 「あーハイハイうるせーうるせー、お前の夢は温暖化と環境保護だもんなー、 サークルも環境サークルだし、理系サマのゆーことはバカ文系にはわかんねーよ」 「温暖化は夢じゃねーよ…日文なら日本語くらいまともに使えよ…」 巧は冷めた目で信之介を見た。 「うっせーよドバカ、この大学で1番偏差値低いの日文だって知ってんだろ、お前んとことは偏差値が15くらい違うんだよ」 開き直っているのか、信之介はむしろ馬鹿にしたように笑う。 「確かにお前らなんでそんな馬鹿なんだろうな、お前ら50ょいだろ」 巧は小さな軽蔑を隠そうともしていなかった。 信之介はちび、と呑んで呟く。 「俺お前のそういうとこ超キライ」 巧は全く動じずに、一口呑んでそれは結構、と返した。 「大体俺はなー、最近のエコエコエコエコ言ってる感じが大っきらいなんだよ! 俺がこの世で何が1番好きってコタツん中でアイス食うことだよ! 文明の利器のただ中でその恩恵を享受することが至福なんだよ!」 「おーよくそんな難しい言葉噛まないで言えまちたねー」 巧は無表情のまま言った。 信之介は聞こえなかったように続ける。 「それに東京分別の種類多すぎなんだよ!なんだよ紙ゴミ生ゴミ燃えるゴミプラスチック金属布ペットボトルびん缶もろもろどんだけ種類あんだよ 俺の田舎なんか燃えるゴミと燃えないゴミ二種類だったぞ!なんでそれじゃいけねーんだよ!」 「そりゃその自治体が間違ってるよ、まぁ金のない地方自治体じゃあ無理もないだろうけどな」 やりたくてもやれない部分もあるだろうし、というニュアンスはしかし、酒に酔い怒り上戸になった彼には通じない。 「金ない地方…?」 明らかにムッ、として信之介は聞き返した。 「またお前そうやって地方をバカにしやがって! いっとくけど俺の住んでたとこはなー、デパートだってコンビニだって電車だってバスだってフツーにあるし 駅の近くには雑誌に載ってる店だって入ってるし東京にでてこなくたって大概のもんは揃うんだよ!それを」 「分かった分かった喚くな、近所迷惑」 しかしあくまで冷めているその態度がますます信之介の癇に触った。 「あぁ!?」 余計に声が大きくなる。 「そーやっていっつもすかしやがって、そーゆーとこほんと気にいらねーわ! マジうぜー酒がまずくなる」 そう言って彼は立てた両膝に頭を押し付けた。 「お前性格悪いのに頭はいいしイケメンだし女の子にはモテるし顔広いしまじ意味わかんねー、 なんでそんななんでも出来るんだよバカ…」 男としてのプライドが踏みにじられているのが耐え切れないのだろう、信之介は徐々に涙混じりの弱々しい声になっていった。 「お前だって友達は多いじゃねーか、お前によく似てバカでチャラそーだけど」 その言葉はフォローなのか追い討ちをかけるためなのか、巧の無表情な顔からはその感情は読み取れない。 「女だって尻と頭軽そーなギャルっぽいのなら結構いっぱいいっつも一緒にいるじゃん」 今度は明らかに馬鹿にして、巧は言った。 「俺は色んな誘いことわってお前優先にしてんのにお前はすぐすっぽかすし約束破るし」 今までと全く変わらない調子で、巧は言った。 しかし、缶を口に運んだその瞬間の横顔が、少し寂しそうに、見えた。 「知るかボケ」 信之介は暗く吐き捨てた。 「お前なんか絶滅危惧種と一緒に滅びろ」 巧がビールを置いた。 「お前さ、よくそんなことが平気で言えるよな」 苛々と不機嫌をあらわにして、彼は信之介を押し倒した。 固いカーペットを背にして、信之介の頬を、汗がひとすじ、伝う。 彼は魅入られたように、動くことが出来ない。 これから起こることに怯えているのか、期待しているのか、きっと。 「俺がお前のどこが好きか、知ってる?」 問いかけながら、その間尚も巧はシャツをたくしあげ、手を入れ信之介の体をまさぐる。 「普段クソ生意気でチャラチャラしてるお前がヤってる最中にさ、 気持ち良さでとんじゃってィかせてって泣いて許しを乞うあの顔だよ」 巧の手の感触に、酔いとは全く違う感覚の火照りが生まれてきているのを、 信之介は感じていた。 「バカ、やめっ…」 「お前のその自己中なところと曲がった根性、俺が矯正してやるよ」 巧がメガネを外した。 絶対、こっちの方がいい、自分の置かれている状況も忘れて、そう思う。 彼はこういう時しかメガネを外したところを見せないけれど、 伊達メガネなんかしていない彼の方が、信之介は好きである。 通り雨 通る頃には 通り過ぎ
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京太郎「と、ここが会場だ」 淡「ありがと、キョータロー」ギュッ 京太郎「……お前初対面なのに、やたら馴れ馴れしいな」 淡「んー、なんか相性いいんじゃない? 私達」 京太郎(あながち否定出来ないのが悔しい……) 淡「ねえねえ、キョータローはどこの高校なの?」 京太郎「ん? 俺は……」 真佑子「京太郎くん、何処行ったんだろ……」 真佑子「京太郎くんにいいところ見せたいのに……今年が初出場だから、気合い入れないと」 真佑子「やってやる……あっ、あれって京太郎く―――」 京淡「キャッキャウフフ」 真佑子「……!? そんな……京太郎くんがあんな可愛い女の子と……」ガビーン 京太郎「それでその真佑子さんってのが……って真佑子さん!? 何ですかその顔芸は! マズいですよ!」 真佑子「やっぱり私みたいな子より、そういうキャピキャピした子のがいいんだ……」 京太郎「いや年齢はほとんど変わりませんから!」 真佑子「京太郎くん、その子とお幸せにね……」 京太郎「だから何の話!?」 淡「なんか置いてけぼりなんだけど」プクー 京太郎「真佑子さん……」チュッ 真佑子「あっ……京太郎くん」 京太郎「俺は真佑子さん一筋ですから。恋人のこと、もっと信頼して下さい、ね?」 真佑子「京太郎くん……」ジワ 淡「……!?」ガビーン 京太郎「あれ!? 顔芸が伝染った!?」ガビーン カン
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遊び人に遊んでもらえない あいつは男なら誰彼構わず寝た。 決して特定の相手を作らず自由気ままに遊んでる。 俺はそんなあいつを気になって仕方がなかった。 あいつとは部活が一緒でよく話すがタイプがまるで違った。 明るく誰とでも仲良く話すあいつに対し俺は勉強だけが取り柄のつまらない男だ。 あいつはいつも俺をからかった。 「あんた経験ないだろ」とか笑いながら言われる。 いつもは適当に流すが今日は虫の居所がわるかった。 なんせあいつの首もとには赤いしるしが着いていたから。 「経験はある」俺がそう言うと一瞬躊躇いながら「うそつけ」と笑った。 「試してみるか?」 「は?」 「だから俺と寝てみれば嘘かどうかわかるだろ?」 「…」 「誰でもいいみたいだし、俺でもいいだろ」 「…だ」 「あ?」 「あんたとは死んでもやだ」 「…俺ってそんな嫌われてたのか?」 「あんたと寝たら他のやつじゃ変わりにならないじゃんか」 「どういう意味だ?」 「…ばーか」 あいつはそのまま俺の頭を叩いて教室から出ていった。 意味わからん。 俺は叩かれた頭を抱えてどうやってあいつに好かれようか考えていた。 人間×触手
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